演奏家を目指される方には、より高度なテクニック、表現を豊かにするための音色作り、より深い読譜を指導します。
テクニックの面では、ラフマニノフやホルショフスキ等の巨匠が生涯訓練された音階のメソッド等を使用して、問題を解決に導きます。
また、音色はタッチを変えることで変化しますが、手首、腕等を無理なく使い全身で弾くことを身につけ、
更にペダルを効果的に使うことによって多種多様な音色作りを指導します。
読譜については、先ず譜面に書いてある通りに弾けるように指導します。
その後、時代や伝統による装飾音の演奏法により、楽曲の流れや本質を左右することを提示し、
正しく解釈することを指示し、その根拠を文献に求めることを指導します。
そこから生まれる表現の違いや面白さを体感しましょう。